内覧の日。
天気予報は雨。
「雨かあ」
「めんどうだな」
傘は増えるし、靴は濡れる。外でじっくり建物を見るにも、晴れの日ほど気楽ではありません。
でも、家を見る日としては、雨は悪い条件ばかりでもないんです。
晴れた日の姿は、物件写真からもある程度想像できます。
雨の日の家は、実際に降ってみないと分からないことがあります。
今日は、雨で少し得をする内覧の話です。

リフォーム済み。きれい。でも雨樋の途中から水が落ちている
以前、北上でリフォームされた中古住宅を雨の日に内覧したことがありました。
室内も設備もきれいで、外観も整っている。
いい感じです。
外へ出て建物を見ていると、雨樋の途中から水が垂れていました。
雨樋の不具合です。
リフォーム済みの住宅でも、こういうところが残っている場合があります。
晴れていれば、雨樋を見上げても何も起きません。
雨だったので、その場で発見。
お出かけ日和としては外れでも、雨樋の点検日としては当たりでした。
雨の日は、家の答え合わせが少しできる
雨樋だけではありません。
敷地のどこに水が集まるのか、駐車場に大きな水たまりができないか。前面道路の排水や、軒下への雨の吹き込み方も実際に見られます。
家の中では、屋根や窓を打つ雨音、道路を走る車の水しぶきがどのくらい聞こえるのかも分かります。
そして意外と気になるのが明るさです。
晴れた日のリビングが明るいのは、まあ分かります。
厚めの雲から雨が降っていると、
「けっこう暗く感じますね」
となる家もあります。
晴れた日に窓の外を見ながら、
「雨の日はどうなんでしょうね」
と考えても、そこから先は想像の世界。
雨の日なら、そのあたりを実演してもらえる。これはちょっとラッキーです。
家に住むのは、晴れの日だけではありません
実際に住めば、天気のいい日だけを選んで家にいるわけではありません。雨の日もあれば、雪や風の強い日もあります。
何か不具合が見つかるとは限りません。何もなければ、それも収穫です。
となれば、内覧予定日の天気予報に雨マークがついていても、
「雨かあ」
のあとの「めんどうだな」が
「これはこれでラッキーか」
に変わる。
そしたら、傘を持って出かけてみるのも悪くありません。
雨が降れば、目で分かることがあります。
では晴れた日、歩いていて
「この床、なんとなく傾いていないか?」
と感じたら。
私の足裏だけでは心もとないので、数字にしてみます。
▶ 「この床、少し傾いている気がする」を数字にする――不動産屋の小道具
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雨の日でも、もちろんご案内いたします。