名前も分からず、枯れかけた観葉植物

今の事務所へ移転したとき、アライブさんからお祝いに観葉植物をいただきました。

立派な鉢植えです。

ただ当時は、それが何という植物なのか知りませんでした。

シュロチク。

名前を知ったのは、だいぶ後です。

移転したばかりの頃は、植物の世話まで頭が回っていませんでした。

水をどのくらいあげればいいのか。

日当たりはどうなのか。

肥料は必要なのか。

そもそも、この植物は何者なのか。

分からないまま置いていたら、当然ながら少しずつ元気がなくなり、何本かの枝は枯れてしまいました。

さすがに、

「このままだと全部なくなるな」

と焦り始めます。

そこから植え替えをして、枯れた枝を整理しました。

葉が乾かないよう、ときどき霧吹きもする。

去年は土も替え、肥料についても調べました。

シュロチク用に調べて買った土は、素人目には土というより小石に見えて、「本当にこんなので植物が育つのか?」と思うこともありました。

数年前には名前すら知らなかった植物に、ずいぶん詳しくなったものです。

そして今年。

新しい葉が、少しずつ伸び始めました。

弱っていた頃に比べると葉の色もよくなり、全体にだいぶ元気を取り戻しています。

毎朝、鉢を見ては、

「お、今日も元気そうじゃん」

と話しかけてしまいます。

順調にいけば、来年はもう少し葉も茂ってくれるでしょう。

一度枯らしかけた身としては、予想というより希望を多めに含んでいます。

一鉢が元気になると、今度はほかの植物も育てたくなります。

そこで現在、事務所の庭にあるもみじの枝を挿し木にして増やそうとしています。

こちらは今のところ、まったく順調ではありません。

シュロチクで少しうまくいったくらいで、植物全般が得意になったわけではなかったようです。

それでも、枯れそうだったものから新しい葉が出てくるのは、なかなかうれしいものです。

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