常連さんの中に混ざって食べる冷やし中華――上堂食堂

不動産の記事ばかり書いていると、あっという間にストックが底をつきます。

底をついてから慌てる未来を恐れ、唐突ではありますが、ここでランチブログを入れ込ませていただきます。

記事の在庫と空腹には、早めの補充が必要です。

昼食は、事務所でさっと済ませることが多いです。

さっと済ませるというと聞こえはいいのですが、実際は「昼食について考える時間を省略している」に近いかもしれません。

そんな中、ときどき利用させてもらっているのが、盛岡市上堂の上堂食堂です。

ハムだけでは終わらない

上堂食堂のメニュー、「冷風麺(冷やし中華)」。

錦糸卵、キュウリ、トマト、紅しょうがといったおなじみの顔ぶれに、クラゲ、レタス、そしてハムがたっぷり。

さらにチャーシューまで乗っています。

冷やし中華の肉部門が、ずいぶん手厚い。

見た目も華やかで、なんて贅沢なのでしょう。

すっかりこの冷やし中華のファンになりました。

運ばれてきたときはかなりの量に見えます。

ところが、細いちぢれ麺にたれがよく絡み、気づけばあっという間に食べ終わっています。

最初に皿を見たときの警戒は、ほとんど必要ありませんでした。

常連さんが多くても、居づらくない

上堂食堂には、常連と思われるお客様がよくいらっしゃいます。

長く通っている方が多いお店には、初めて入る側が少し緊張することもあります。

しかし、こちらには妙な入りづらさがありません。

落ち着いて食べることができますし、定食や丼、ラーメンなどメニューも豊富。冷やし中華以外の定食も、きちんとおいしい。

冷やし中華を食べに来たはずなのに、ナポリタンやカツとじ定食の文字に目が止まります。

メニューが多い店では、注文を決めたあとにも迷えます。

長く続く店の空気

今日、店内でのお客様との会話が、聞くともなく耳に入ってきました。

上堂食堂は、30数年、もしかすると40年近く営業されているとのこと。

正確な年数までは聞き取れませんでしたが、いずれにしても驚くほど長い。

そういえば、伺うと店内のテレビでは「徹子の部屋」が流れていることが多い気がします。

上堂食堂も、徹子の部屋も、長く現役。

冷やし中華を食べながら、昼の長寿番組と地域の長寿食堂を同時に味わう。

特別な演出があるわけではありません。

いつもの味があり、いつものテレビが流れ、いつものお客様が来る。

初めての人にも、時々来る人にも、座る場所がある。

その積み重ねが、30年、40年という時間になるのでしょう。

今回も冷やし中華をおいしくいただきました。

次は、いつもメニューを見ながら気になっているナポリタンやカツとじ定食を注文してみよう。

そう決めて店を出ましたが、たぶんまた同じものを注文してしまう気がします。

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